武蔵越生七福神めぐり：山行酒花：SSブログ

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武蔵越生七福神めぐり　[観音様・初詣] [編集]

　１月２日の夜は、宝舟の絵を枕の下に敷き寝ると良い初夢が見られるという。それなら一層のこと宝舟に乗っている七福神に直接頼みに行ったほうが御利益が大きいだろうと「武蔵生越七福神めぐり」に出かけることにした。標準コースは、生越駅からバスで黒山バス停まで行き、七福神を巡りながら歩いて生越駅まで戻るというもので、バス約３０分、歩程約３時間のコースタイムである。
ステンレスボトル.JPG

　さて、出かける前にお神酒の準備、腰に瓢をブル下げてといきたいが、ステンレスボトルに白鶴淡麗純米を詰めデイパックに入れ、留守番犬ならぬ留守番熊を置いていざ出立。東武電車を乗り継いで生越駅へたどり着いたのは良かったが、準備しなくてはいけないものはお神酒だけではなかった。
　生越駅に着いたのは１０時前、なんと黒山行きバスは１０時５６分までない。出かける前にバスの時刻表をきちんと調べないからこんなことになる。同じ電車できた何人かの七福神巡りの人たちは、標準コースの逆コースを回ることにしたようで、バスを待たずに歩き始めた。逆コースを辿っても私のような行いの悪い者では黒山バス停に着いたときに１時間ぐらいバスを待たされる可能性が強いのではないかと考え、生越駅近くの恵比寿と大黒天を先に回り、１０時５６分の黒山行きバスに乗ることとした。

**早春のぶらり旅・武蔵生越七福神めぐり**

法恩寺	恵比寿

正法寺	大黒天（なぜか閻魔大王と一緒）

全洞院	布袋尊

龍穏寺	毘沙門天（箱の中？）

円通寺	寿老人（唯一屋外で迎えてくれました）

最勝寺	福禄寿

弘法山	弁財天

　標準コースでは全洞院・布袋尊から弘法山・弁財天そして最後か法恩寺・恵比寿と廻るのであるが、今回は最後の二つ法恩寺・恵比寿と正法寺・大黒天を先に回ってしまったので、弘法山・弁財天が最後になってしまった。七福神唯一の女性の神様弁財天を最後にしてしまったということは、今年は女難の相があるのではないかと不安になってしまった。そこで、今年も穏やかな年でありますよう、弁天様によくお願いをしておいた。ステンレスボトルに詰めたお神酒は、全洞院から１寺キャップに１杯づつ神様に捧げ、わが胃袋に流し込んできた。弁財天で１杯キャップに注ぐとまだ残りがあったので、まだお神酒を捧げていない大黒天と恵比寿の分もここで捧げることにした。大黒天の分とキャップに注ぐとちょうどボトルが空になった。慌てて恵比寿さんの分もと言い加えて胃袋に流し込んだ。このボトルで七福神巡りをする時には、１寺当たりキャップ８分目で我慢しなくてはならないということが分かった。
　年男だというのに、何か前途多難の年になりそうだ。