SSブログ

板橋十景 [観音様・初詣]

板橋区が区制施行70周年を記念して、平成15年に板橋ならではの自然景観、都市景観、名所・旧跡、イベントを10選定した「板橋十景」というものがある。今までならば朝早起きして、車で登山口まで行き山を徘徊し運動不足を解消していたが、ここのところ気合不足も甚だしく、朝寝坊、そこで板橋十景を巡ってみることにした。
 8時半出発⇒⑥松月院⇒⑨東京大仏⇒①赤塚溜池公園⇒⑦田遊び⇒⑧高島平団地⇒③いたばし花火大会⇒④志村一里塚⇒昼飯 そば処更科⇒⑩南蔵院⇒番外 縁切榎⇒②板橋⇒⑤石神井川の桜並木⇒15時半帰宅
 結構歩きでがあった。⑦田遊びは赤塚諏訪神社と徳丸北野神社とで行われるが、今回徳丸北野神社は割愛させてもらった。お昼に行き当たりばったり飛び込んだお蕎麦屋さん、なんと今どき珍しいビールの大瓶、蕎麦も注文したら待たすことなく直ぐ出してくれた。うれしい限りだ。


①赤塚溜池公園周辺
赤塚溜池公園には樹齢30~40年の梅が約200本植栽されており、開花時の景観は見事です。また、周辺には、区立郷土資料館、区立美術館、赤塚城跡公園があり、ゆったりとくつろげます。
ため池.JPG ため池梅.JPG
丁度梅林の梅が満開。香に誘われて花の下をさまよい歩く。


   
②板橋(旧中山道の仲宿付近の石神井川にかかる橋)
旧中山道が石神井川を渡る地点にかけられた橋で、板橋の地名の由来となったともいわれている橋です。
板橋.JPG
板橋と言うには立派すぎる気がしないてもない。

③いたばし花火大会
荒川の夏の風物詩。対岸の戸田市とあわせて1万発を超える花火が打ち上がり、都内では珍しく尺玉が100発以上も打ち上がります。打ち上げ場所から観客席が近いことから、おなかに響く尺玉の音も醍醐味の一つとなっています。
花火.JPG
荒川土手、花火がなくとも広くて爽快な心持がする。

④志村一里塚
江戸時代、徳川家康は街道整備のため、慶長9年(1604年)に諸国の街道に一里塚の整備を命じました。志村一里塚は中山道の第3番目の一里塚として築かれたもので、明治以降多くの一里塚が消滅するなか、今日、2基一対で残っている一里塚は全国的にも大変少ないものです。現在は国の史跡に指定されています。
一里塚.JPG
三番目の一里塚っていうことは日本橋から12kmですよね。

⑤石神井川の桜並木
花見の頃になると、中板橋付近から加賀付近まであわせて1000本を超える桜が咲き誇り、区内を代表する桜の名所となっています。ソメイヨシノを中心にヤマザクラ・オオシマザクラなどを楽しむことができます。

石神井川.JPG
花が咲けば目の前に桜の花、それがずっと続いているのですから「凄い」の一言

⑥松月院
赤塚城に居城した千葉自胤の開基と伝えられ、徳川家康より朱印地40石を寄進された格式ある寺院です。また、高島秋帆が徳丸ケ原で日本最初の西洋式砲術訓練を行ったときの本陣でした。境内にある宝物館には、千葉氏寄進状・徳川家朱印状など多数の由緒ある文化財が保存されています。
松月院.JPG
お寺が砲術訓練の本陣だったとはね。ご先祖様も少し騒々しかったことでしょう。

⑦田遊び(徳丸・赤塚)
広大な水田地帯であった徳丸・赤塚地域に伝えられる田遊びは、水田耕作にかかわる行事で、年の初めにあたってその年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈る「予祝(よしゅく)」の意味を持っています。 徳丸北野神社は2月11日、赤塚諏訪神社は2月13日の夜間に行われており、昭和51年、両田遊びは「板橋の田遊び」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
田遊び.JPG
普段は普通の神社、赤塚諏訪神社の夫婦イチョウの一本が枯れてしまいそう。頑張れイチョウ

⑧高島平団地とけやき並木
昭和40年代に相次いでマンモス団地が建設され、この付近は急速に発展してきました。現在、街も30年の歳月を経て、周囲の樹々と融合した落ち着いた独自の顔を持つようになってきました。特に団地内を通るけやき並木は、都立赤塚公園前から高島平駅前まで南北に600m程続き、新緑や紅葉の時期には、道歩く人もその光景を見上げるほど見事な眺めです。
高島平.JPG
まだ冬枯れのケヤキ並木でした。芽吹きが楽しみです。

⑨東京大仏(乗蓮寺)
乗蓮寺は、昭和46年に板橋区仲宿から現在の赤塚に移転した寺院で、徳川家康から10石の朱印地を寄進された格式ある寺院です。また8代将軍吉宗のとき、鷹狩の際の休憩所に指定されるなど、関連する文化財を所有しています。そして境内にある東京大仏は、東京大空襲、関東大震災などの悲惨な戦災・震災が起きないように願いを込めて、昭和52年に建立されました。高さ13メートルの青銅製で重さが32トンあり、新東京百景にも選ばれたほどです。
東京大仏.JPG
大仏様に手を合わせれば、何でも願い事が叶う気持ちになります。

⑩南蔵院のしだれ桜
南蔵院は、八代将軍吉宗のときに鷹狩りの際の休憩所となった寺院です。ここのしだれ桜は、境内の不動堂・庚申地蔵尊・地蔵堂を背景として花の季節には見事な眺めで、区内の桜の名所の一つとなっています。
南蔵院.JPG
しだれ桜の蕾は固い。咲いたころもう一度来よう。

番外 縁切榎
江戸時代から板橋宿の名所として名高い縁切榎。もともと大六天神の神木でした。皇女和宮が降嫁の際、縁起が悪いと、この場所を迂回したという逸話が残っていますが、庶民の間では、悪縁は切ってくれるが良縁は結んでくれるというので礼拝の対象となっていました。
縁切り.JPG
若い女性の方が真剣に拝んでいるのを見るといろいろと心配してしまいそうです。私にとっては家に持って帰れないのがとても残念です。

(イタリックの部分は板橋区のホームページの説明文です。)

タグ:板橋区
nice!(3)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 9

misato

行ったことないけど板橋にもいいところがたくさんあるんですね。
悪縁は切り、良縁を結ぶ縁切榎?ますますいいですね~
京都の天神様では、なぜか「厄除」御守を買ってきました。
ピンク地に紅白梅が織り込まれていて可愛かったんだもん♪
by misato (2012-03-23 23:27) 

酔丸

近くを歩いてみると、結構良いところに出くわすものですね。
ところで厄除けのお守りって言うことは、まさか厄年ということでしょうかね。
私も微力ながら厄が飛んで失せていくようにお祈り申し上げておきます。


by 酔丸 (2012-03-31 08:49) 

OJJ

東京の地理にはさっぱり疎いOJJですが中山道で日本橋から12キロと云えば2時間チョイ・・何となく判ったような・・街ですね~都会ですね~
↑ 厄とは存じませんでした!愚僧が厄除けを念じてしんぜよう~効く??
by OJJ (2012-03-31 09:41) 

ひろたん

若いころ研修にいきました
懐かしいです。板橋・・・
厄除けのお守りで・・・
今年は正月から怪我をして
厄神さんに厄がとんでいきますように
お願いしたいです^^;
by ひろたん (2012-03-31 22:11) 

酔丸

OJJさん
私もこの辺に移り住んで来たものなので、昔のことはよくわかりません。
でもここにきて、もう20年以上にはなります。

ひろたんさん
もう厄を落としたということで、これからは良いことばかりですよ。
でも十分注意しましょうね。

by 酔丸 (2012-04-03 21:52) 

misato

厄年には全然関係ないのですが、祈っていただいてありがとうございます。
だって「ピンク地に紅白梅が織り込まれていて可愛かったんだもん♪」(しつこい;)
by misato (2012-04-12 00:00) 

OJJ

今日そちらでは25℃オーバーとか、酔丸さん溶けちゃった?
by OJJ (2012-04-12 21:40) 

misato

早くも日焼け・・・無防備すぎた・・・ 酔丸さん焦げちゃった?
by misato (2012-04-12 22:43) 

酔丸

トローリととろけて、こんがり焼けて
香ばしさに人の食欲を刺激しているのかと
つまらぬことを考えていたら
なんと4月も半ば過ぎ、
ボランティア活動の報告もまだ手つかず、
どうすべ・・・

by 酔丸 (2012-04-17 20:57) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。